花も野菜も、無農薬・無化学肥料栽培

 オールドローズは、農薬のない時代から、存在しています。写真は、「バエリガータ・デ・ボローニャ」です。農薬も化学肥料も使用せずに栽培しております。昆虫たちが、栽培を助けてくれています。

 こちらは、オールドローズ「ロサ・ムンディ」です。葉っぱもキレイな緑でなくてはイケナイという愛好家もいるようです。葉っぱの虫食いも愛しい・・・そんな考え方もアリだと思います。皆、生きてる!

バッタ君がバラの花びらにいます。自分が迷惑だと考えるモノ=昆虫の存在を許さない社会は、恐ろしい社会ではないでしょうか。共生の道を模索することも許さず、皆殺しにする社会は恐ろしいと・・・思いませんか。昆虫も生きています。虫ケラにも、命があり、生活があります。

 フェンスに這うイングリッシュローズ「コンスタンス・スプライ」と下草オルレイアです。無農薬・無化学肥料栽培ですので、バラの隣で野菜を栽培することも可能です。

 メルヘンが足りない。そんなことを考えながら庭創りをしています。この庭には、ストーリーがあります。

 猫の王国マタタビア王国で革命が勃発。猫の伯爵夫人は、家族を殺され、自身も大怪我を負いながら、伯爵に恩義を感じる農夫によって助け出される。傷が癒えた後は、亡くした家族へ祈りを捧げながら、ひっそりと農耕生活をして暮らした。猫の伯爵夫人の名前は、ミィケ・マタタビスキーです。

 残念なことに、猫の伯爵夫人が革命を逃れ、隠れ住んだ場所では、猫たちが惨い仕打ちを受けて苦しんでいました。彼らを匿い、傷が癒えるまで介抱をした・・・それが猫のホスピスの始まりです。